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CPIって何?

CPIは、日本では、総務省が毎月発表する、日本全国の世帯が購入する「家計に係る財及びサービスの価格等」を総合した物価の変動を時系列的に測定するものです。 具体的には、家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用が物価の変動によって、どう変化するかを指数値で示しており、現在、その基準時及びウエイトの参照年次は、2015年の1年間となっています。 一般にCPIは、日本全国の平均的な家計が消費している商品やサービスの価格を指数化した経済指標であり、家計の消費に影響を及ぼす物価の動きを測る物差しとなっています。

コアCPIと米国のコアCPIの違いは何ですか?

また、変動の激しい品目を除いたものをコアCPIやコアコアCPIといった俗称で呼ぶことがありますが、コアCPIは日本と米国で違いがあります。 日本のコアCPIでは生鮮食品を除いていますが、米国のコアCPIでは生鮮食品及びエネルギーを除いています。 日本のコアコアCPIは米国のコアCPIと同じく生鮮食品及びエネルギーを除いています。

CPIとpceの違いは何ですか?

CPIとPCEですが、物価指数としてはPCEが米国の網羅的なデータである上、米国の金融政策を決定するFRB(連邦準備制度理事会)もPCEをインフレ(インフレーション)やデフレ(デフレーション)の度合いをはかる指標として重視しているため、CPIよりPCEの方が重要な指標と言えます。 また、上記の解説の通り、見た価格より買った価格の方が重要で、経済学の観点でも取引があるかどうかが重要視され、「買った価格」は実際に取引されていますのでPCEの方が重要視されやすいです。 ゆえに、経済学者はPCEの方が正しいと考えており、FRBがPCEを重視しているのもその観点からです。

CPIは為替相場に影響しますか?

インフレ率が目標値を上回る状態が続くと、物価の上昇を抑えるために政策金利の利上げ等の金融引締めを行い、インフレ率が目標値を下回る状態が続くと、物価の上昇を促すため、利下げや量的緩和等の金融緩和を行います。 この中央銀行の意思決定は金融市場に大きな影響を与えるため、主要な判断材料となるCPI等の物価指標にも注目が集まり、発表後に市場が大きく反応することがあります。 このため、CPIは、FXやCFDの取引を行う場合、注目しておきたい経済指標の一つです。 本記事では、初心者の方向けにCPIとはどういった経済指標なのか、算出方法、過去の推移、為替相場に与える影響などを詳しく解説します。 なおCPIが為替相場に与える影響をすぐに知りたい方は、以下のボタンを押し読み進めてください。

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